前回、メールアドレスをIS03に集約する話を紹介したが、今回は、そのちょっとした補足。先日、ベータテストが開始されたOffice 365のアカウントをIS03に登録してみた。
Office 365は、マイクロソフトが提供するオフィスアプリケーションのクラウドサービス。WordやExcelなどをWebページからも使えたり、企業向けのメールサーバー「Exchange Online」やコラボレーションプラットフォームの「SharePoint Online」などが利用できる。
このExchange OnlineのアカウントをIS03に登録してみたというわけだ。企業などでは、ExchangeやそのオンラインサービスのBPOSを利用しているケースも多いが、その後継となるサービスなので、IS03を仕事環境で使うときの参考になれば幸いだ。
設定は、PCメールからもできるが、ここでは[設定]の[アカウントと同期の設定]から設定する。
新しいアカウントを追加しようとすると、TwitterやGoogleなどの種類に加えて[コーポレート]という項目が表示される。これがExchangeを利用するための設定なので、タップする。
設定が開始されたら、まずはメールアドレスを入力する。Office 365の場合、標準では「ユーザー名@取得サブドメイン.onmicrosoft.com」というアドレスが割りあてられるので、このアドレスとパスワードを入力する。
Gmailなどであれば、アカウントとパスワードを入力するだけで、自動的に設定できるが、残念ながらそうはいかないので、手動で必要な情報を入力する。
ユーザー名にメールアドレスを設定し、パスワードもそのまま設定すればいいが(ユーザー名の先頭の「\」は残しても削除してもかまわない)、ポイントはサーバー名だ。
取得したサブドメイン名を使って「xxxxx.onmicrosoft.com」と入力したくなるが、それではエラーで設定できない。この部分にはOutlookにWebアクセスするときのサーバー名となるので、別の名前を設定する必要がある。
では、何を入力すれば良いのかというと、一番確実なのはPCのOutlookに設定されているサーバー名を調べて入力するといい。Office 365をセットアップすると、ツールによってOutlookの設定が自動的にできるが、これによって設定されたアドレスを設定画面で確認して入力すればいい。
Outlookのアカウント設定画面から、アカウントの詳細設定を開き、[接続]タブの[Exchangeのプロキシ設定]を表示する。すると、「https://」に続いてサーバー名が表示されるので、これを設定すれば、IS03でOffice 365のメールを受信できるようになる。
ただし、IS03で同期できるのは、メールと連絡先のみ。カレンダーの情報は同期できない。
この方式(Active Sync)でのカレンダーの同期は、Andoroid 2.2からのサポートになるので、現状は使えない。「TouchDown」などのアプリを使うか、来年春に予定されているアップデートに期待したいところだ。
(清水理史)



